リトラクタブルキーのリモコンの電池が消耗してきて,反応が悪くなってきたので電池を交換しました。他のブログ等の情報によると,マツダのディーラーにお願いすると500円ほどかかるようです。
マツダのリトラクタブルキーはどれも外観が同じようなのでおそらく同様の作業ができるはずですが,手順(4)の
【注意】に書いたように,車種・年代などで若干違う可能性があるので,参考にされる方はご注意ください。
なお,この記事はリトラクタブル形式でエンジンを起動するための鍵が飛び出てくるタイプのリモコンキーの話です。アドバンストキーレスエントリーのリモコンキーに関するものではありません。
(1) リトラクタブルキーを起こします。キーが収納されていた部分の黄色い矢印の所に引っかかっているツメがあります。
(2) (1)のツメを細いドライバーなどで押しながら,黄色い矢印の方向にリトラクタブルキー本体を引っ張ります。
(3) このように分離されます。
この図で左側がリモコン部分,右側がキー部分になります。
(4) 分離した断面です。左側がリモコン部分です。
黄色い矢印の部分にマイナスドライバーを差し込んでこじることで,リモコン部分を開けることができます。
【注意】 他のブログで,アクセラのキーを青い矢印の部分をこじって開けたという情報がありましたが,私のキーは青い部分では開きませんでした。無理にこじってしまったため,周囲を痛めてしまいました。(穴の周りと,リモコン部分とキー部分を閉じるときにスライドのガイドとなる突起が壊れてしまいました。)そのブログではそのようにして開けておられるので,車種や時代によって違うものと思われます。参考に作業される際には,自分のリモコンをよく観察して自己責任でお願いします。
(5) ドライバーでこじって開けるというのはこんな感じです。
(6) リモコン部分を開けたところです。この写真で下側が基板,上側が電池収納部分になっていて,銀色のストラップ取り付け部分を挟み込むようになっています。
(7) 電池側の様子です。使われている電池はCR 1620のリチウム電池です。あまりよく使われるコイン(ボタン)電池ではないので,ダイソー等にはありませんでした。電気量販店には普通にあります。今回購入したパナソニックのものはヨドバシカメラで250円でした。
プラスチックのツメで固定されているので,細いドライバーなどでこじって取り外し,新しいものに交換します。
電池を交換したら,逆の手順をたどって組み立てます。