2009-12-06

エンジンオイル交換,オイルフィルター交換

走行距離:9,914km
交換前: マツダ ゴールデンSM 5W-30
交換後: Mobil 1 5W-40 Driving Excellence (Web)

10,000kmを前にエンジンオイルとオイルフィルターを交換しました。
オイルは5,000km,フィルターは9,000kmぶり(新車1,000km点検以来。大分汚れてそう…)の交換です。

オイルはMobil 1の5W-40 Driving Excellenceを選びました。
高速走行・スポーツ走行が多いので高温側粘度は40,冬季のため低温側粘度は5ぐらいがいいかなと。5km程度の通勤にも使っていますし。
スポーツ車,ヨーロッパ車向けと言うことで,用途的にはちょうど良いのかなと思います。

フィルターはマツダの純正です。

交換後はとてもエンジンが静かで回転がスムーズになりました(ありきたりな表現ですが…)。スムーズと言うのは,マツダGSM 5W-30ではエンジンの回転数が上がるにつれて振動や抵抗も大きくなりがんばって回している感がすごく伝わってきていたところが,Mobil 1 5W-40では一見していくらでも回っていくかのような感触に近づきました。少しオーバーに言うと,エンジンが入れ替わったような気持ちです。粘度が下がっているならスムーズに感じることもあるかも知れませんが,低温側で同粘度,高温側で高粘度のオイルに変えているので,簡単に言ってしまえばオイルの潤滑性能と言うことでしょうか。
もちろん比較したマツダGSMは劣化していますが,マツダGSM同士で交換したときではこれほどの違いを感じるようなことはないので…。

今まで自分で純正以外のオイルを選定したことがなかったのですが,目から鱗です。「いろんなオイルを試してみたくてオイル交換が待ち遠しい」という人がいるのも理解できました。もっとも,Mobil 1はそれなりに高級で高性能なオイルとされてますし,その上というとかなり高級なスポーツ走行向けオイルみたいな感じになってくるようなので,私はそんなに他のオイルを試していこうとは考えていませんが…。季節に応じて別な粘度は試してみようと思います。

2009-10-10

台風18号

グラベルラリーでも走ってきたの?と言わんばかりのどろどろです。

台風18号が上陸した7日の夜中は大雨でした。どうやら夜中に幹線道路が冠水したらしく,8日の朝の出勤時に泥水がたくさん残っていました。この幹線道路はいつも高速道路並みに流れているので,辺り一面に車が巻き上げた「泥の霧」が立ちこめていて,その中を走った結果です。

ボディはそのうち洗車すればよいとして,エアクリーナーがどのぐらい汚れているかが心配されるところです。

2009-09-06

オートクラフト京都 オフセットナンバーステー 取付け

オートクラフト京都のDEデミオ用 オフセットナンバーステーです。ラジエータの空気導入口を塞いでいるナンバーを移設することでラジエータの冷却効率を改善するための割と手軽なチューニングパーツです。

最初の写真はナンバー移設の効果の説明です。空気導入用グリルは結構広めに見えますが,実はラジエータの面積は真ん中の青線の部分だけなので,空気導入口(青線)の1/3ぐらいの面積をナンバー(赤線)が塞いでいるのです。ナンバー移設後(黄線)は,グリルに重なる面積は大して変わらないように見えますが,実際にはラジエータがある面積(青線)とはほとんど重ならないため,単純に見積もるとラジエータの空気導入が150%に改善することになります。
デミオは熱的に優れているとは言えない車です。低速度域の高回転ドライブ(=タイトな山道など)をするとすぐに水温が100度を超えてしまいます。一つの目安として水温が100度以上に上がるというのは冷却の改善が望ましい状態ですので,手軽な冷却効率の改善をします。

価格はオートクラフト京都さんからの通信販売で5,800円。キャンペーン値引きで-5%と送料1000円でした。ちなみに,購入検討段階で,どのぐらいボディからつきだしてしまうのか相談したところ,詳細な写真をお送りいただけました。丁寧なお店です。取付マニュアルに加え,納品書,請求書等もしっかりしたものが添付されていて好印象です。

移設前。ノーマルの位置にナンバーが鎮座しています。








ステーを取り付けるために,牽引フック取付口をマイナスドライバーでこじって開けます。携帯の充電口のように,完全には取れないようになっていました。もちろん今回は取ってしまいます。(ツメが引っかかっているだけなので,ちぎらずに完全に取れます)





ブラケットを取付穴(車体のモノコックフレームに直結)に入れて締めていきます。最終的にはブラケットの頭が取付穴より奥に少し入ることになるので,モンキーやスパナでは締められません。ソケットレンチで締めます。一番基礎となるところなので,右フロントのサスペンションが伸びて車が傾くぐらいこれでもかと締め上げます。




ブラケットにナンバー固定用プレートを取り付けると最初の写真のような状態になります。このとき,プレートが水平になるように,かつ簡単にゆるんだり回ったりしないように,ブラケットに対して強力に締め上げる必要があります。1つ前のステップで,ブラケットの車体への締め付けが不十分だと,一緒に回ってしまってなかなか水平かつ頑丈に固定することができません。増し締めしたときに斜めになってしまったら,またばらしてブラケットの固定からやり直しなので手間です。

固定用プレートにナンバープレートを取り付けて完了です。
ノーマルのナンバー取付位置がやはり不格好になってしまったので,せめてビスでも入れておきたいものです。






ちなみに固定用プレートとブラケットを固定する穴が2通りあり,オフセット量が2段階選べるのですが,今回はオフセット量が小さい方(中央寄り)にしました。理由としては,
  • オフセット量大だと,フォグランプの照射角とわずかに干渉する。
  • オフセット量大だと,正面から見てナンバーの左端がかなりボディから離れるので,突起物になってしまう。
  • オフセットの効果は,最初の写真に示したように,オフセット量小で十分。
だからです。

参考として真横からの写真です。これでもせり出てしまっています。オフセット量大では,さらに手前に来るのでせり出る量が大きくなります。

2009-08-25

mazdaステッカー

インターネットで購入したMAZDAのロゴステッカーを貼りました。サイドスカートの終端・リアタイヤの前のところに左右両方ともです。

スポンサードされているわけでもないのにべたべたとステッカーを貼るのは格好良いと思わないのですが,このぐらいはさりげなくて良いかなと思って貼りました。グレー・白・黒で悩みましたが,スポルトのアルミニウムシルバーメタリックは,全体的に樹脂パーツの黒とボディのガンメタ気味のシルバーが良い味を出しているので,それに合わせました。

2009-08-15

6か月点検(5,000km点検)

走行距離: 5,146 km

走行距離が5,000 kmになったので,まだ6か月経っていませんが点検に出してきました。
6か月点検なんてオイル交換以外は普段自分でやってるチェックと大して変わりないですが…。

オイルは今回も車種指定の低粘度エコオイル(マツダゴールデンエECO)ではなく5W-30を入れてもらいました(パックdeメンテ)。今回はサービスの方にご丁寧に「指定のオイルと違いますが?」「燃費が多少悪くなると思われますがよろしいですか?」としつこく確認されました。

点検も異常はなく(いつも確認していることだけなのであるはずもなく)終わりました。
オイルが新しくなって,エンジンがスムーズになりました。エンジンブレーキの効きが弱くなったのがしっかりと実感できる=オイルの調子もしっかり感じ取れるのもMTの良いところですね。
オイルを5,000 kmや10,000 kmで交換するのは贅沢・不要という人もいますが,エンジンを長く良いコンディションに保ちたいと思うとやはり5,000 kmぐらいで換えた方がよいでしょうね。今回スムーズになった分だけ,スラッジ等による汚れや,酸化等による劣化がパフォーマンスに表れていたということですから。

次は1年点検ですが,間違いなくその前に10,000 kmになるのでパックdeメンテを先取りでオイル交換だけしてしまおうと思います。

2009-08-02

燃費統計

間もなく走行距離が5,000 kmになるので,納車からこれまでの燃費の統計をまとめてみました。

燃費の算出方法は満タン法で,毎回給油口ギリギリのところまで給油しているので,いわゆる給油機による誤差というものは最小限に抑えられた値となっていると思います。


横軸は給油時における走行距離で,赤プロットが燃費(左縦軸)です。参考までに,青プロットは給油時のガソリン単価(右縦軸)です。

2,000 rpmぐらいに抑えてそろそろと慣らし運転していた最初の頃は14km/l台でした。

最も燃費の良かった4,000 km付近は,ほとんど高速道路だけの走行で,燃費チャレンジしようと思って70-90 km/hで走った回で,16.3 km/lでした。あくまで日常の使用の範囲内で実現できる中ではかなりベストな条件だったと思うのですが。デミオスポルト5速MTの10・15モードの公称燃費は19.4 km/lですが,まぁ実現は相当難しそうです。

最も燃費の悪かった2,000 km過ぎの12.3 km/lというのは,週末に給油後お山を攻めて,1週間忙しく朝方すっ飛ばしてシャワーだけ浴びに帰るような生活をし,さらに親戚に不幸があってお葬式に出るためにこれまた高速をすっ飛ばして実家に帰ったりしていました。

最良と最悪では実に32.5%も違いがあります。車如何の問題よりも,運転の内容によって燃費は大きく変わるんだという証明になっています。
日頃信号で力強い加速をしていたり,高速を120 km/hで走っている人が「うちの○○は燃費が悪い!ハズレ車だ!」と言ったりしているのがいかに的外れかということにもなります。

全体的に燃費が右下がりなのは,春から夏になってエアコン稼働率が増えたのが影響しているのだと思います。もっと長期的に見てみたらわかりやすいと思いますが,冬はスタッドレスになって燃費悪化するので何とも言えませんね。

2009-06-08

Cellstar ASSURA AR-570FT データ更新

ASSURAのオンラインでのデータ更新をしてみました。オンラインデータ更新には,「My Cellstar」への登録が必要で,Cellstarのウェブサイトから無料で登録をします。

GPSデータの更新版の発表は,Cellstarのウェブサイトの最新情報欄か,メールマガジンで通知されます。大体年に1~2回,6,12月に更新されることが多いようです。

オンライン更新にはMicroSDカードを使用します。製品情報やマニュアルには1GBまでのMicroSDカードが必要とありますが,実際の更新データは3.5MB(2009年6月更新版)だったので,128MBもあれば十分です。私はよく知らなかったので1GBのを用意しましたが,最近はメディア価格が下がっていて1000円だったのでどうでも良いですね。
更新データのDLには2000円かかり,クレジットカードが使えます。銀行振り込みとかだと,入金確認までDLできなかったりするのだと思います。

ウェブサイトの指示に従って該当機種の更新データを入手して,指示される通りのフォルダ階層をMicroSDカード内に構築して更新データをコピーします。更新データの入ったMicroSDカードはASSURA本体に挿入して,マニュアルに従って更新操作(リモコン2~3タッチ)をすると,読み込んで更新します。数分後にデータの更新が完了するとMicroSDカードはもう不要になります(抜いて良い)。なので,何もデータ更新専用のMicroSDカードを用意する必要はなく,携帯電話に使ってるMicroSDカードを15分程度借用すれば済む話です。
ちなみに更新データはそのままパソコンにでも保存しておけば,何らかの原因でASSURA本体を初期化してしまっても大丈夫だと思います。

私の普段通っている道では最近の変更はなかったようです。まぁそんなに頻繁に更新のあるものではないですが。とりあえず半年以内にどこか車で慣れない土地に遠出するあてがあるならば更新しておけばよいでしょう。

2009-05-10

Cellstar ASSURA レーダー探知機 AR-570FT


CellstarのGPSレーダー探知機 ASSURA AR-570FTを導入しました。価格はYahoo!ショッピングで17,800円。

本当はディスプレイやソーラーパネルは要らなかったんですが,ネット経由でのGPSデータ更新や電波の種類など機能面で選定したら,これが一番安かったので決めました。

電源はシガーソケットからとります。太陽電池はあくまで補助なので。シガーソケットはマルチメーターで埋まっていたので500円ぐらいの分岐で二口に分けました。

GPSの精度は良く,GPSで測定・表示する速度も多少時差がありますが±1km/hの範囲内でマルチメーターの値と一致しています。
要らないと思っていたディスプレイですが,警告されているオービスまでの距離を1m単位で表示してくれるので便利でした。以前の音声のみのタイプでは,「1km先」と言われて安心して忘れていて「500m先」と言われてあわてるということもあったので。
ただ,ディスプレイのディマーの切り替えがオートのみ,その基準は時刻と季節ということで,昼間やどっぷり日の暮れた後は良いのですが,朝方・夕方の微妙な時間帯は実際の外の明るさとオートの選択内容が合わなかったりします。ここは手動でボタン一つで切り替えられるようにして欲しかったところです。
ちなみに,ディスプレイは警告がないときはOFFにしてくれる機能があって,私はこれに設定しています。

データの更新はまだやっていませんが,PCでダウンロードしたデータを別途購入した1GBのmicroSDカード(1000円ぐらい)にコピーして本体に挿入するそうです。更新は1回2,000円で,6月と12月ぐらいにあるようなので,1or2年に一回ずつ更新しようかと思っています。

以前実家の車で使っていた探知機(2005年購入)は,音声のみで対応無線バンドなども乏しかったのに30,000円ぐらいしていたので隔世の感です。

2009-04-11

1000km点検(ディーラー)

走行距離: 989km

新車1000km無料点検をディーラーでお願いしてきました。
同時に,前回発覚したリアダンパーの初期不良の対策(無償交換)と,オイル交換をパックdeメンテ1回分先取りで実施してもらいました。(新車1000km無料点検ではオイル交換は含まれないので,別途お金を払うか,パックdeメンテのオイル交換の権利を1回分先取りして使うことになります。)

リアダンパーの無償交換は無事に行われ,その後異音の再発などもありません。この件に関してはディーラーの対応は100点満点だったと思います。

オイル交換は,純正指定のエコオイル(ゴールデンeco,0W-20)ではなく,いわゆる普通のオイル(5W-30)を入れてもらいました。エコオイルは粘度が小さく低抵抗で燃費の向上が見込める反面,エンジン保護性能で粘度の高いオイルに劣ります。特に,夏は高温で粘度が下がるのでなおさらです。目先の燃費よりも,この車が寿命を迎えるまで大切に,という長いスパンで見ると,エコオイルは避けたいところです。

ちなみにパックdeメンテとしては,ゴールデンecoオイルの方が高いので,5W-30への変更はOKということでした。ただし,差額の返金はできないというのと,いずれはディーラーの在庫もエコオイルのみになる予定のため,そのときはご容赦くださいということでした。でも,今ディーラーやカーショップで売られているエコオイルはエコオイル対応のエンジンにのみ使用可となっていますが,ゆくゆくはそんな注意書きも消えるということなんでしょうか。少し心配です。まぁ,エコの名の下により高価なオイルを売れて古いエンジンが早く傷んでくれれば自動車業界としては潤うのかも知れません。

2009-04-04

リアダンパーの異音

納車数日後から,段差をゆっくり越えるときなどにリアの方から「モキュッ モキュッ」と異音が聞こえるようになりました。駐車場の出入りなどのようなゆっくりとした入力に対して鳴りやすく,高速道路のつなぎ目を通過するときのような速い入力に対しては聞こえません。

まずは内装やラゲッジルーム積載物を疑い,ラゲッジルームを空にしたり,スペアタイヤやジャッキなどを降ろしてみたり,リアシートを倒して試験してみましたが,異音は止まりませんでした。
ちょうど保険の書き換えでディーラーに行く用事があったので,サービススタッフに相談して同乗して見てもらいました。

助手席に同乗してもらって,歩道を越えて通りに出る時点で「これは確かに気になりますね」と異常を認めていただき,詳しく調べてもらいました。結果は,リアダンパーの本来グリスがしっかり詰めてあるところにほとんどグリスが無かったということです。応急処置としてグリスを注入してもらって異音は収まりました。何らかの故障が発生して短期間にグリスが失われたのか,それとも製造上のミス・不具合なのかは分からないですが,新車の不具合ということでダンパーの無償交換を申し出ていただいたので,新車1,000km点検の時に交換してもらうことになりました。

2009-03-31

BLITZ マルチメーター R-VIT i-color Ver. 3.1


ステアリング右下の小物入れの天井にむき出しになって付いている,ISO故障診断コネクタにつなぐタイプのマルチメーターです。(製品web)電源はDEデミオの場合はシガーソケットから取ります。従って取付作業は,本体の設置(両面テープ),故障診断コネクタへのプラグ差し込み,シガーソケットへのプラグ差し込みだけです。

DEデミオにはグレードに関わらず水温計が付いていないので,主に水温チェックがしたくて導入しましたが,速度,回転数はもちろん多くの項目をモニタできるので面白いですし,特にモータースポーツをする場合には非常に有用でしょう。
ただし油温・油圧をモニタするには別途センサー(実勢価格3万円弱)の購入・取付が必要になります。
前バージョンVer. 2.1との違いはソフトウェアのみで,3項目表示が可能になった(Ver. 2.1までは1 or 6項目表示のみ)のと,ターボ車用のブースト関連の測定項目に更新があったようです。

とりあえず数日使ってみて,私のデミオではデフォルトの針のスピードメーターはおよそ+5%で表示されていることが分かりました。(針メーターで 105km/hでも実際(と言ってもシグナル)は100km/h)タコメーターも,程度は確認しづらいですが針メーターは実際より大きな数値を示しています。

水温に関しては,DEデミオは水温計表示が無く,警告灯で「異常低温/適温/異常高温」しか表示しません(それぞれ温度マークが青点灯/消灯/赤点灯)。
本メーターで確認したところ,55℃が異常低温の境界であることが分かりました。流石に高温側は試せません(汗
走行中は大体92℃程度に保たれるようです。渋滞では98℃まで上昇しました。(以上,エアコンON条件。)

取り付け後の写真はドライバー目線です。この位置関係だと,夜間眩しく感じる操作ダイヤルの青色イルミネーションをステアリングが隠してくれるので快適です。さらに,実はDEデミオは個人的にはちょうどステアリングでメーターの上半分が隠れてしまっているのですが,上手い具合に速度計を補完してくれています。液晶表示自体は輝度を100段階で調整できますし,昼用と夜用の2つの輝度をワンタッチで切り替え可能なディマー機能もあるので便利です。

2009-03-24

RAZO コンペティションスポーツ アルミペダル(アクセル)

CAR MATE RAZOのコンペティションスポーツ アルミペダルのアクセルRP81です。定価2,835円,購入価格2,551円(Yellow Hat)。

サイズは大:RP83と小:RP81の2種類があります。まだメーカー適合表にDEデミオは載っていないので,アクセラがRP81というのを根拠に RP81を選びました。実際にはこれでギリギリ底まで踏み込んでも干渉しないサイズです。RP83だと,相当無理な取り付けをしないと干渉してしまうでしょう。

DEデミオはアクセルペダルが相当低くなっている(ATのアクセル/ブレーキ踏み間違え防止対策の影響)ので,純正のままではヒール&トゥどころか,クラッチペダルを基準にシート位置を決めるとアクセルペダルがつま先でつつくぐらいになってしまいます。
付属の高さ調整用スペーサー(大と小があるが大を使用)で,ブレーキペダルより少し低い位置に設定できました。スペーサーを大小併用するとブレーキと同じ高さになりそうです。

取付作業は30分程度。まずベースプレートを純正のアクセルペダルにがっちりと附属の金属バンドで固定し,そのベースプレートにアルミ製の本体を固定します。写真はベースプレートを取り付けた段階です。
このベースプレートの固定度合いがそのままアルミペダル全体の固定度合いになるので,金属ベルトが純正の樹脂製ペダルに食い込むぐらい渾身の力で締め上げてガッチリ固定するのが肝心です。
その後,ベースプレートに本体を取り付ける段階で前記スペーサーでの高さ調整や,取付位置の微調整が可能です。このとき微妙な位置調整をしながら裏側のネジを回すのに,手鏡のようなものがあると便利です。

本品はヒール&トゥを簡単にするためにペダル左側を広げられる構造ですが,DEデミオは元々ペダル間隔が狭いのでその機能は使わなくてちょうど良いというのが個人的な感想です。

PIAA超強力シリコートワイパー


納車後その足でYellow HatでPIAAの超強力シリコートワイパーブレードを買いに行きました。

サイズはPIAAの適合表より,
運転席用:81
助手席用:3
です。価格は2本で5,523円。

取り付けは典型的なU字フック式なので説明書き通りの作業で,3分程度です。ただし,U字フックとブレードの分離時には簡単に外れるツメがあり,これに気づかないで力ずくで取ろうとしてアームを曲げそうになりました。

PIAAは「5分で撥水し始める」と宣伝していますが,取り付け後すぐに長距離雨中ドライブをしたところ,実際には2時間ぐらいで少しはじき始め,4時間ぐらいで拭き取りエリアの半分ぐらいの面積(ブレードからの力のかかるところを中心に)に撥水膜ができるという感触です。
5分は嘘ですが拭き取り・撥水性能に不満はありません。

2009-03-23

納車

ようやく納車です。引っ越し・転入手続きを待っての登録をしてもらったので,大分ディーラーにご面倒をかけました。

社外で購入して取り付けだけお願いしたオーディオもしっかりと組み付けられています。とりあえずディーラーから離れるまでエンストだけはしないようにと注意しながら初ドライブです。

納車直後インプレッション

  • ネット上では「クラッチのつながりが急で,エンストしやすい」という評をよく見かけますが,全くそんなことは感じませんでした。これまで実家のアクセラに乗っていたからマツダの感覚に慣れているのかも知れませんが,アクセラに比べてもかなりなだらかにつながる印象です。「エンストしやすい」というのは,教習以来初めてMTに乗った人の意見なのかも…。
  • ブレーキペダルはずぶずぶと入っていく不思議な感覚。遊びが終わって効き始めるときの踏み応えもほとんど感じられません。ただ,効いてはいるのでブレーキフルードのエア噛みのような不良ではないと思います。まだブレーキの当たりが付いていないからかも知れないので様子を見ます。
  • SPORT標準の本革巻きステアリングのさわり心地が非常によい。要らない装備だと思っていましたが,これはやみつきです。この感覚が新車時だけじゃないと良いなぁ。
  • ギヤシフトの位置はなかなか快適。一説ではステアリングとシフトの位置関係がロードスターと全く同じに配置されているとか。まだ慣れなくてギヤチェンジしようとして左手が空振りしてしまうこともありますが…。ギヤ自体は最初は特に2速の入りが渋かったですが徐々に滑らかになってきたので,慣らしが終了するころにはもっと良くなるでしょう。慣らし中は基本的にダブルクラッチです。
  • やはり同じ1500ccエンジンに重いボディのアクセラからの移行とあって,エンジンに余裕が感じられて運転しやすいです。慣らしが進んで高回転での加速ができるようになるのが楽しみです。
とりあえずディーラーからの帰り道で得た印象といえばこのような感じ。慣らし運転については次回。

2009-01-29

ご成約

本日はデミオスポルトを試乗&契約しにマツダへ行きました。

前回は13Cしか試乗できなかったので,今回はあらかじめスポルトCVTを用意してもらって試乗しました。試乗車ではなく普段代車として使用している車両ということで,20,000 km以上の走行距離。新車状態の乗り味よりも,実際にある程度使い込んだ後の乗り味の方が知りたいので,好都合でした。さすがにMTはないということでCVTですが。

13Cの試乗で気になった高速レーンチェンジでのふわふわした感じはなく,軽量ボディに1500 ccエンジンも非常に軽快で満足。16インチホイールのためか,ややごつごつする感がありますが,ふわふわよりはよほど自分好みだし,走行距離を重ねてもこの質感と言うことで,好印象のうちに試乗終了ました。

オプションは,バーグラアラームとオートミラー(Rに入れると助手席のドアミラーが下を向くやつ)とETCをつけてもらい,前回記事の通りナビ取り付けに代えて1 DINオーディオ取り付けにしてもらいました。オーディオは自分で取り付けてみたいのもあるけれど,内装パネルのツメを折ってしまったりすると取り返しが付かないので,最初ぐらいはおとなしくお任せすることにしました。

ボディカラーは,オーロラブルーマイカにしようと考えていましたが,
  • 青は統計的に事故に遭いやすい(当てられやすい)らしい。ソース
  • 自分だったらガンメタ色より青い車の方がいたずらしやすい気がする。
  • 細かい磨き傷や飛び石傷はメタリックの方が目立たなそう。
  • はっきりした青も良いけど,ガンメタ色もシックに良いのではないか。
  • 新色らしいいし…いつの間にかスポルトのメインカラーになってるし。
という心情の変化があり,アルミニウムメタリックに変更・決定。

価格は巷で言われている標準値引き額程度までがんばっていただいてお互い笑顔でご成約。引っ越しとの兼ね合いで色々お手数もおかけするし,末永く良いお付き合いさせていただきたいしね。

論文など提出して大学院の方が暇になったら,オーディオ選んだり納車に向けて準備を進める予定です。それまでは論文執筆の合間にカタログを眺めて過ごそう。

2009-01-02

オプションで節約

 先日の見積の中には必須なオプション品が含まれていましたが,純正のオプション品はかなり割高な気がしていたので,社外品で代用した場合のコストパフォーマンスを考察してみました。(「必須なオプション」とは,オプションでありながら,装備していない車など滅多にいないであろう付属品を指すことにします。)


■フロアマット
 純正「フロアマット(スポーティ)」:\18,060
 同等品では高くても1席分あたり\1,500。試乗車などで純正品を採寸させてもらって,最も近い物を購入すればよい。純正にはずれ防止のフック穴があるが,ボディ側にフックがないために全く意味がなく,裏面にスパイクなどのずれ防止加工があれば,「Demio」のロゴがないこと以外に性能に差はない。また,リアシートは普段荷物置きで,たまに人が乗るかも知れない程度なので,むしろゴム製マットの方が実用的かも知れない。ゴム製は価格も\900程度。ということで,フロントに純正品に近い物を,リアにゴム製を購入すると合計\4,800。

■保安用品
純正「保安用品セット」:\10,290
 純正セットに含まれるのは,三角表示板,車輪止め2個,蛍光安全ベスト,工具セット,LEDライト,作業用グローブ。
 車外品では三角表示板\1,500,車輪止め2個\500。工具セット,ライト,作業用グローブはある。ベストは不要。

■オーディオ
純正「クラリオンCD/USBコンビシステム」:\32,790
純正「クラリオンCDコンビシステム」:\24,915
 オーディオレスで購入して,いずれ需要と家計と相談してナビオーディオを購入しようと思っているが,それまでラジオもCDも聞けないのでは困るので,とりあえずラジオ,CD,iPodぐらいが聞ける低グレード(といってもイコライザとかは当然のように付いている)の1DINオーディオを購入しようと思っている。ナビを買うときにはオーディオナビではなくて安いポータブルナビを買いたいと思うかもしれないが,そんな時にもこれなら万事OKである。iPodも聴けると良いし,MP3/WMA/AACも聴けると便利と言うことで,純正CD/USBコンビシステムと同等スペックの物が\1,1000程度。取付工賃\5,000程度というのはディーラーでもカー用品店でも同じ。できれば自分でチャレンジしてみたい。

というわけで,今回挙げた「必須オプション」の社外化では,\61,140→\17,800と,\43,340の削減です。どれも質を落としたわけではなく,むしろよりよく安い品に変えただけということで…。自分で調査・考察し,商品を決め,買い物に行く手間を厭わなければかなり大きな節約ができそうです。ディーラーの儲けはこういうオプションによる部分も大きいらしいので,心象が悪くなってカーライフの総合的な費用対効果が下がるような事のない程度に,削れる物は削っていこうと思います。