スタッドレスのMichelin X-ICE XI2から,純正ノーマルのToyo PROXES R31への交換です。
ODO: 14,610km。スタッドレスでの走行距離2,930km。
せっかくなので,右フロントを例にとって手順を追って…。

まず,ジャッキアップなど何もしない状態で,交換するタイヤのナットを4本ゆるめます。それぞれ1回転ぐらい。

次にジャッキアップしますが,その前に対角のタイヤに輪止めをかけます。この場合は左リア。左フロントや右リアは,右フロントをジャッキアップしたときに一緒に上がってしまうので,逆に一番しっかり接地する左リアに輪止めをかけるのです。

輪止めを確認したら,右フロントをジャッキアップします。ジャッキをかける位置は,ジャッキアップ位置を示す二つの切り欠きの間です。

どんどんジャッキを回してあげていくと,サスペンションが伸びていきます。サスペンションが伸びきると,いよいよタイヤが浮き始めます。車体は斜めに上がっていくので,このときタイヤが地面と擦れながら浮き多少音がしますが大丈夫です。サスペンションが伸びきってタイヤが浮くようになるには,結構なジャッキアップ量が必要です。このぐらい上がります。

ゆるめてあったナットを完全にゆるめて取り除き,タイヤを取り除きます。マグネシウムホイールでも使っていない限り結構重いのと,ナットを取っていくと傾いてくるので,かなりの力仕事になります。
タイヤを取ってしまうと,こんな状態になります。せっかくの機会なので,ブレーキ周りを観察したりおかしそうなところや錆びてはいけないところの錆びはないかなど点検をすると良いでしょう。
ついでに,取り付け部分の汚れをぬぐってあげます。ゴミなど挟み込んでいると,新しいタイヤの取付に良くないです。

新しいタイヤのホイール側の取付部も軽くぬぐってあげてから,取り付けます。これも外すときと同様で結構な力仕事。ホイールは外側に荷重が偏っているので,普通に持ち上げただけだと真っ直ぐ(地面と垂直)になりません。そこは力です。

タイヤを取り付けたら,ナットを取り付けます。ナットの奥側はアルミホイールに押しつけられる部分なので,ここに汚れがないようぬぐっておくべきです。ナットは手で回せる程度に締めます。タイヤの傾きによって締まりやすい部分と途中までしか締まらない部分があるので,しっかりとタイヤをキャンバーに合わせて押しつけてから締めるか,ハブの回転フリー(前輪ならギアをニュートラル,後輪ならサイドブレーキを解除)にしておいてタイヤを回しながら順番に締めていくと良いです。
タイヤを仮取り付けしたら,ジャッキを降ろします。しっかり降ろしきり,ジャッキを撤去します。

ナットを本締めします。もちろん対角締めをします。
適正な締め付けトルクで均等に締めるためにはトルクレンチが便利だし安心です。柄も長いので必要なトルクも簡単にかかります。
これで取付は完了。4本とも同様に交換します。注意としては,先ほど書いたように作業するタイヤのハブを回転フリーにする場合,対角のタイヤ(輪止めをしたタイヤ)が回ってしまわないようにブレーキをします。フロントを交換中はサイドブレーキをしっかり引いておきます。リアを交換中はギアをRないし1に入れておいてエンジンブレーキにしておきます。作業中に車が転がったりしたら,周りにも危ないし,ジャッキが倒れてタイヤのない部分が地面にたたり付けられて車が壊れます。
4本とも交換が終わったら,近所を1周走って,もう一度規定トルクで締め直しをします。さらに次にそれなりの距離走った後にもう一度規定トルクでの締め直しをします。これで完了。