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図1 追突箇所(後方正面から) |
外から見るとナンバープレートはリアバンパーに付いているように見えますが, それではバンパーごと交換できてしまい封印の意味がありません。封印とは,車両とリアナンバープレートを取り外せないように陸運局で設置されるキャップです。リアナンバープレートを外そうとすると封印を破壊しなければならず,封印の破壊されたナンバープレートは再度取り付けても無効と見なされます。
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図2 追突箇所(横から) |
そこで,デミオのリアナンバープレートは,図3のような構造になっています。シャシーに直接溶接付けされたステーがあり,ナンバープレートはそのステーに付けることで「シャシー本体と不可分」な状態を実現しています。
今回の事故では,相手のフロントナンバープレートがデミオのナンバープレートのど真ん中を軽く押すような形になったので,ナンバープレートがゆがむと同時に台形状のステーが若干たわんでショックを吸収し,すぐに元の形状に戻りました。なので,今回はゆがんだナンバープレートを陸運事務所で再発行し,新しいアタッチメントとともにステーに取り付け直すという工程になりました。
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図3 リアナンバープレート周辺の構造 |
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図4 修理(ナンバー交換)後 |
マツダのディーラーさんに事前のナンバープレート申請手続きなどを含めてお願いしており,今日デミオを1日お預けして陸運事務所での封印も含めて作業していただき,無事修理が完了しました。
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