2010-03-22

タイヤ交換

スタッドレスのMichelin X-ICE XI2から,純正ノーマルのToyo PROXES R31への交換です。
ODO: 14,610km。スタッドレスでの走行距離2,930km。

せっかくなので,右フロントを例にとって手順を追って…。

まず,ジャッキアップなど何もしない状態で,交換するタイヤのナットを4本ゆるめます。それぞれ1回転ぐらい。







次にジャッキアップしますが,その前に対角のタイヤに輪止めをかけます。この場合は左リア。左フロントや右リアは,右フロントをジャッキアップしたときに一緒に上がってしまうので,逆に一番しっかり接地する左リアに輪止めをかけるのです。





輪止めを確認したら,右フロントをジャッキアップします。ジャッキをかける位置は,ジャッキアップ位置を示す二つの切り欠きの間です。







どんどんジャッキを回してあげていくと,サスペンションが伸びていきます。サスペンションが伸びきると,いよいよタイヤが浮き始めます。車体は斜めに上がっていくので,このときタイヤが地面と擦れながら浮き多少音がしますが大丈夫です。サスペンションが伸びきってタイヤが浮くようになるには,結構なジャッキアップ量が必要です。このぐらい上がります。

ゆるめてあったナットを完全にゆるめて取り除き,タイヤを取り除きます。マグネシウムホイールでも使っていない限り結構重いのと,ナットを取っていくと傾いてくるので,かなりの力仕事になります。
タイヤを取ってしまうと,こんな状態になります。せっかくの機会なので,ブレーキ周りを観察したりおかしそうなところや錆びてはいけないところの錆びはないかなど点検をすると良いでしょう。
ついでに,取り付け部分の汚れをぬぐってあげます。ゴミなど挟み込んでいると,新しいタイヤの取付に良くないです。

新しいタイヤのホイール側の取付部も軽くぬぐってあげてから,取り付けます。これも外すときと同様で結構な力仕事。ホイールは外側に荷重が偏っているので,普通に持ち上げただけだと真っ直ぐ(地面と垂直)になりません。そこは力です。





タイヤを取り付けたら,ナットを取り付けます。ナットの奥側はアルミホイールに押しつけられる部分なので,ここに汚れがないようぬぐっておくべきです。ナットは手で回せる程度に締めます。タイヤの傾きによって締まりやすい部分と途中までしか締まらない部分があるので,しっかりとタイヤをキャンバーに合わせて押しつけてから締めるか,ハブの回転フリー(前輪ならギアをニュートラル,後輪ならサイドブレーキを解除)にしておいてタイヤを回しながら順番に締めていくと良いです。


タイヤを仮取り付けしたら,ジャッキを降ろします。しっかり降ろしきり,ジャッキを撤去します。

ナットを本締めします。もちろん対角締めをします。
適正な締め付けトルクで均等に締めるためにはトルクレンチが便利だし安心です。柄も長いので必要なトルクも簡単にかかります。

これで取付は完了。4本とも同様に交換します。注意としては,先ほど書いたように作業するタイヤのハブを回転フリーにする場合,対角のタイヤ(輪止めをしたタイヤ)が回ってしまわないようにブレーキをします。フロントを交換中はサイドブレーキをしっかり引いておきます。リアを交換中はギアをRないし1に入れておいてエンジンブレーキにしておきます。作業中に車が転がったりしたら,周りにも危ないし,ジャッキが倒れてタイヤのない部分が地面にたたり付けられて車が壊れます。

4本とも交換が終わったら,近所を1周走って,もう一度規定トルクで締め直しをします。さらに次にそれなりの距離走った後にもう一度規定トルクでの締め直しをします。これで完了。

デミオスポルト純正タイヤ Toyo Tire PROXES R31 使用状況

インプレという程でもないですが,スタッドレス装着前に外したままにしていた純正のToyo Tire PROXES R31の摩耗状況など参考に。

ちなみに購入以来このタイヤでの走行距離は11,630km。

これが外したホイールです。フロントはブレーキダストで真っ黒です。リアはドラムブレーキなのでダストがないのできれいなものです。



次に,フロントとリアの状態を比較です。









左がリア,右がフロントです。FFなので,ほとんど全ての負担がフロントにかかってくるので摩耗状況に極端な差が出ます。加速とブレーキングなどでは仕方ありませんが,コーナリングではリアの使い方も少し考えるのがよいのかも知れません。

今回スタッドレスから交換するにあたってはローテーションを実施しました。FFの一般的なローテーションとしては,
 前右→後左
 後左→後右
 後右→前右
 後左→前左
です(回転方向指定なしのタイヤの場合)。フロントは特に回転方向に依存した摩耗をするので,リアに回すときに回転方向を逆転させます。次回のローテーションでは,回転方向が最初とは逆になった状態でフロントに戻ることになります。

2010-03-14

Michelin X-ICE XI2 レビュー

前回装着したミシュランのスタッドレスX-ICE XI2で何回かアイス/スノー路面を走ったのでレビューです。

東北地方に行く機会があり,つるつるに凍った路面を走りましたが,よく走りました。スタッドレスタイヤが初めてなので,スタッドレスがすごいのかX-ICE XI2がすごいのかは分からないところですが,ライバルメーカーのエンジニアの友人が「氷では正直X-ICEにかなわない」と言っていたので,X-ICEの恩恵も大きいと思って良いでしょう。
特に,夜中に氷に覆われた駐車場で,自分の足で立つこともままならず車にすがりながら乗り込んだようなコンディションでも,しっかり走れて止まれるのには驚きました。勿論,「急」の付く操作をしたら滑りますが…。アイス路面は合格です。

次はスノー路面です。首都圏が大雪に見舞われたとき,ちょうど高速を走っていました。途中から他の車のタイヤの跡も黒でなく白くなってきて,ラインも雪で見えなくなってしまいました。写真の次のICからはチェーン規制です。普段のような速度だと,時々フロントがグリップを失ってスルスル…と滑っていきます。風が吹くとこれまた滑っていきます。ドライ路面で強風の時はハンドルを取られて流されていきますが,ハンドルを取られることなく気がついたらグリップがなくなってて流れていくのは不思議な感覚になります。ですがしっかりと修正が効きましたし,70km/hぐらいに自重していればほとんど緊張することなく走れました。というわけで,スノーも合格です。
ちなみに,この日は私の通った直後にいろんなところで単独事故が起きて通行止めになったそうです…。

スタッドレスでケチって車をぶつけて何十万の修理ってことになったらばからしい…ということで保険として購入したX-ICE XI2ですが,今年は何度か大雪がありしっかり元が取れた感じで変な満足感があります。

2010-01-18

Michelin X-ICE XI2

ミシュランのスタッドレスタイヤ,X-ICE XI2を装着しました。
サイズは185/55R15 82Tです。
ホイールは,A-TECH シュナイダー プレストの15インチで,リム幅6.0J,オフセット-15です。

主な活動範囲が北関東なので,雪が降ることは珍しいし積もることもほとんどないですが,夜は氷点下まで冷えるのでよく路面が凍結しています。深夜に帰宅することが多いので保険として,また観光などでより北の方へ行くこともためらわずに済むようにと思い切って購入しました。

X-ICE XI2を選んだのは,スタッドレスタイヤの開発技術に関してはミシュランがメジャータイヤメーカの中でも頭一つ抜け出ているからです。

デミオSPORTの純正夏用タイヤはトーヨータイヤのPROXES R31,サイズは195/45R16,ホイールはリム幅6.5Jです。スペックシートを見るとこの外周は583mmのようです。そこで,まずはこの外周がなるべく変わらないように,X-ICE XI2の15インチのサイズから最適なものを選びます。すると,185/55R15が最も近い585mmです。(純正夏タイヤの扁平率45を持つようなスタッドレスタイヤは存在しないので,16インチでは近い外径のものがありません。)リム幅は6.0J(±1許容)なので,15インチ,リム幅6.0Jのアルミホイールも付けました。

今回購入したのはフジコーポレーション・スペシャルブランド練馬店です。ここはミシュランのホームページで販売店として紹介されています。ミシュランは国内メーカーのように販売店網を持たないので,ホームページで紹介されているショップが,国内メーカーで言う自社販売店に当たるような最も信頼できる販売店といえましょう。
実際,商品手配・入金確認・入荷に関する連絡などもかなりこまめにしてもらえて安心できましたし,取付当日の仕事や応接も非常に正確・丁寧で,大変好感を持てました。夏タイヤの処遇についても,こちらから聞く前に「外した夏用タイヤは袋に入れて後部座席に積めばよいですか?」と言ってもらえて,とても楽ちんでした。またお世話になりたいと思えるお店です。

肝心のX-ICE XI2ですが,ドライ路面を走って特に不満を感じることもありませんでした。すぐに高速を走行しましたが,スタッドレスに欠けると言われがちな高速道路の安定性にも配慮していると謳っているだけあってスタッドレスとしては十分快適です。ただ,車線変更などですっと収まってくれない不安定感を覚えます。あまり良い表現が浮かばないのですが,デミオの13Cに試乗したときに車線変更テストで感じた不安定感に似ていると思いました。

その後凍結した道路を走る機会が少しだけありました。夏タイヤではABSが働いてしまうようなケースでも,ABSが作動せずにそのまま止まれることが多いです。アイス路面の運転で一番大切なのはドライバーの丁寧な操作に尽きますが,それを最大限サポートしてくれるスタッドレスタイヤとして大変満足できるタイヤです。

2009-12-06

エンジンオイル交換,オイルフィルター交換

走行距離:9,914km
交換前: マツダ ゴールデンSM 5W-30
交換後: Mobil 1 5W-40 Driving Excellence (Web)

10,000kmを前にエンジンオイルとオイルフィルターを交換しました。
オイルは5,000km,フィルターは9,000kmぶり(新車1,000km点検以来。大分汚れてそう…)の交換です。

オイルはMobil 1の5W-40 Driving Excellenceを選びました。
高速走行・スポーツ走行が多いので高温側粘度は40,冬季のため低温側粘度は5ぐらいがいいかなと。5km程度の通勤にも使っていますし。
スポーツ車,ヨーロッパ車向けと言うことで,用途的にはちょうど良いのかなと思います。

フィルターはマツダの純正です。

交換後はとてもエンジンが静かで回転がスムーズになりました(ありきたりな表現ですが…)。スムーズと言うのは,マツダGSM 5W-30ではエンジンの回転数が上がるにつれて振動や抵抗も大きくなりがんばって回している感がすごく伝わってきていたところが,Mobil 1 5W-40では一見していくらでも回っていくかのような感触に近づきました。少しオーバーに言うと,エンジンが入れ替わったような気持ちです。粘度が下がっているならスムーズに感じることもあるかも知れませんが,低温側で同粘度,高温側で高粘度のオイルに変えているので,簡単に言ってしまえばオイルの潤滑性能と言うことでしょうか。
もちろん比較したマツダGSMは劣化していますが,マツダGSM同士で交換したときではこれほどの違いを感じるようなことはないので…。

今まで自分で純正以外のオイルを選定したことがなかったのですが,目から鱗です。「いろんなオイルを試してみたくてオイル交換が待ち遠しい」という人がいるのも理解できました。もっとも,Mobil 1はそれなりに高級で高性能なオイルとされてますし,その上というとかなり高級なスポーツ走行向けオイルみたいな感じになってくるようなので,私はそんなに他のオイルを試していこうとは考えていませんが…。季節に応じて別な粘度は試してみようと思います。

2009-10-10

台風18号

グラベルラリーでも走ってきたの?と言わんばかりのどろどろです。

台風18号が上陸した7日の夜中は大雨でした。どうやら夜中に幹線道路が冠水したらしく,8日の朝の出勤時に泥水がたくさん残っていました。この幹線道路はいつも高速道路並みに流れているので,辺り一面に車が巻き上げた「泥の霧」が立ちこめていて,その中を走った結果です。

ボディはそのうち洗車すればよいとして,エアクリーナーがどのぐらい汚れているかが心配されるところです。

2009-09-06

オートクラフト京都 オフセットナンバーステー 取付け

オートクラフト京都のDEデミオ用 オフセットナンバーステーです。ラジエータの空気導入口を塞いでいるナンバーを移設することでラジエータの冷却効率を改善するための割と手軽なチューニングパーツです。

最初の写真はナンバー移設の効果の説明です。空気導入用グリルは結構広めに見えますが,実はラジエータの面積は真ん中の青線の部分だけなので,空気導入口(青線)の1/3ぐらいの面積をナンバー(赤線)が塞いでいるのです。ナンバー移設後(黄線)は,グリルに重なる面積は大して変わらないように見えますが,実際にはラジエータがある面積(青線)とはほとんど重ならないため,単純に見積もるとラジエータの空気導入が150%に改善することになります。
デミオは熱的に優れているとは言えない車です。低速度域の高回転ドライブ(=タイトな山道など)をするとすぐに水温が100度を超えてしまいます。一つの目安として水温が100度以上に上がるというのは冷却の改善が望ましい状態ですので,手軽な冷却効率の改善をします。

価格はオートクラフト京都さんからの通信販売で5,800円。キャンペーン値引きで-5%と送料1000円でした。ちなみに,購入検討段階で,どのぐらいボディからつきだしてしまうのか相談したところ,詳細な写真をお送りいただけました。丁寧なお店です。取付マニュアルに加え,納品書,請求書等もしっかりしたものが添付されていて好印象です。

移設前。ノーマルの位置にナンバーが鎮座しています。








ステーを取り付けるために,牽引フック取付口をマイナスドライバーでこじって開けます。携帯の充電口のように,完全には取れないようになっていました。もちろん今回は取ってしまいます。(ツメが引っかかっているだけなので,ちぎらずに完全に取れます)





ブラケットを取付穴(車体のモノコックフレームに直結)に入れて締めていきます。最終的にはブラケットの頭が取付穴より奥に少し入ることになるので,モンキーやスパナでは締められません。ソケットレンチで締めます。一番基礎となるところなので,右フロントのサスペンションが伸びて車が傾くぐらいこれでもかと締め上げます。




ブラケットにナンバー固定用プレートを取り付けると最初の写真のような状態になります。このとき,プレートが水平になるように,かつ簡単にゆるんだり回ったりしないように,ブラケットに対して強力に締め上げる必要があります。1つ前のステップで,ブラケットの車体への締め付けが不十分だと,一緒に回ってしまってなかなか水平かつ頑丈に固定することができません。増し締めしたときに斜めになってしまったら,またばらしてブラケットの固定からやり直しなので手間です。

固定用プレートにナンバープレートを取り付けて完了です。
ノーマルのナンバー取付位置がやはり不格好になってしまったので,せめてビスでも入れておきたいものです。






ちなみに固定用プレートとブラケットを固定する穴が2通りあり,オフセット量が2段階選べるのですが,今回はオフセット量が小さい方(中央寄り)にしました。理由としては,
  • オフセット量大だと,フォグランプの照射角とわずかに干渉する。
  • オフセット量大だと,正面から見てナンバーの左端がかなりボディから離れるので,突起物になってしまう。
  • オフセットの効果は,最初の写真に示したように,オフセット量小で十分。
だからです。

参考として真横からの写真です。これでもせり出てしまっています。オフセット量大では,さらに手前に来るのでせり出る量が大きくなります。