2010-06-28

オイル交換 Mobil 1 DE (5W-40)

ODO: 19,122 km

オイルを交換しました。
5,000 kmサイクルで考えていますが,しばらく暇がとれないので少しだけ前倒しです。

実は自分で交換するのは初めてです。
交換するのはおなじみのMobil 1 DE (5W-40)で,ネット通販でまとめ買いしてあるものです。
前回は1年法定点検の時にディーラーでフィルターも交換してもらっているので,今回はオイルだけです。

まずは,オイルドレンの位置の確認です。写真は手前がフロント,奥がリア側です。
フロントバンパーの下に肩まで入れて寝そべった状態で,ドレンボルトまでそこそこ手が届くぐらいの距離です。

ジャッキアップして右フロントタイヤを外すと作業が楽になるようですが,ジャッキアップなどは無しでそのまま作業しました。

オイルを抜くためのドレンボルトは,オイルを貯めておくオイルパンに,リアの方を向く形で着いています。デミオのドレンボルトは六角のキャップ部分がM19,オイルパンにねじ込むボルト部分がM14です。従って,ドレンボルトを回すための工具はM19,ドレンボルトを締めるときに密閉させるためのガスケット(パッキンとも呼ぶ)はM14(マツダ車用として売っているもの)を選びます。

オイル処理箱(300円ぐらい。段ボールの中にビニール袋,その中に綿(オイル吸収材)が入っていて,燃えるゴミとして処分できるようになる)をドレンの下に置いて,M19の工具でドレンボルトを外し,古いオイルを排出します。
このとき,エンジンが少し暖まっているとオイルの粘度が下がってよく排出されますが,走行後はとても熱くて,ドレンボルトを外した瞬間に手にかかるときに火傷をします。今回は走行後だったので,1時間ぐらい放置してから作業開始したらお風呂のお湯ぐらいの温度でした。

排出時は,最初「ドバー」→20秒ぐらいで「ちょろちょろ~」→3分~10分ぐらいにかけて「ポタッポタッ」となります。最初は勢いが良すぎて手にかかります。しかもドレンボルトももってかれてオイル処理箱の中に行ってしまいました。(後でつまみ出すだけですが。)
出始めたら,エンジンルームのオイルフィラーキャップを開けてやると出が良くなると思います。

満足するまで排出しきったら,ドレンボルトを付けなおします。
このとき,ドレンボルトに着いているガスケット(アルミの輪っか)を交換します。ガスケットは,ドレンボルトをしっかりしめることで潰されて,それにより密閉します。(それゆえ,アルミのような柔らかい金属が使われます。)潰されることで密閉するので,基本使い捨てで,うまく必要最低限の力で締めていれば何回か使うこともできます。
ここで失敗してもしょうがないし1個100円しないものですから,使い捨てをおすすめします。(本業で真空装置を締めるときも,失敗したくないところは毎回新しい金属ガスケットを使います。)

ドレンボルトをしっかり締めたら,エンジンルームのオイルフィラーキャップから新しいオイルを入れます。漏斗を使わないと難しいです。(私はこぼさず漏斗に入れるのすらギリギリでした。ましてや直接注ぐなんて…)

デミオのオイル規定量は約4Lなので,3.5Lぐらいで一回止めて,オイルレベルゲージで確認します。すると,ほぼ上限量でした。
ただし,まだエンジン内部にオイルが行き渡っていないので,この段階で一回オイルフィラーキャップを閉めて,エンジンをかけます(約1分)。再度オイルレベルゲージを確認すると,上限と下限の真ん中ぐらいになりました。そこで,残りを全部投入し再度エンジンをかけてみて確認するとちょうど上限ぐらいになりました。結局,4Lでちょうどということのようです。

最後に,オイル漏れがないか確認し,また少し走った後でオイル漏れと量の異常がないか確認して完了です。

自分でやるのはほんの少しまとまった時間とか,場所(例えば休日の職場の駐車場とか快適。例えば。)が必要ですが,楽しいです。


まとめ:使ったもの
  • 新しいオイル(4L缶×1)…約4000円
  • オイル処理箱…約200円
  • 可燃ゴミ袋(オイル処理箱を丸ごと入れてそのままゴミに出す)…数十円?
  • 19 mmのレンチ…いくら?
  • 新しいガスケット(マツダ車用14 mm)…約100円
  • 漏斗(オイル用の,じょうろっぽい形のもの)…約500円
  • ウエス(ペーパータオル)…10枚ぐらい。100円分ぐらい?
漏斗や工具は何回でも使えますから,オイル以外の消耗品は500円ぐらいでしょうか。プロに頼んだ場合の工賃は1000円なので,手間やすべて自己責任であることなどを考えると決して節約にはなりませんので,あしからず。