2017-09-17

エンジン不具合のその後と、プラグ交換

前回の記事で、アイドリングや発進時にエンジンがストール気味になる不具合があり、12ヶ月点検でスロットルボディ清掃をしてもらったことで若干改善したことを紹介しました。

それから6ヶ月が経ち、6ヶ月点検で、走行距離が10万kmを超えたことにより推奨された整備のうちの一つとして、エンジンのスパークプラグを交換しました。

プラグ交換の結果、エンジンのレスポンスやトルクが目に見えて改善したのはもちろんなのですが、6ヶ月前のスロットルボディ清掃では完全には直っていなかった問題が一気に改善しました。
一つ定量的な指標を挙げるとすれば、アイドリング時のエンジン回転数の安定度がプラグ交換前は±50rpmはあったのが、プラグ交換後は±10rpmぐらいに収まるようになりました。確かに不具合が出る前はこのぐらいでした。ちなみにエンジン回転数は、後付けのデジタルメーターで常時モニタリングしており、アイドリング中は、エアコンなどが入っていなくて500rpmぐらい、エアコンをつけていて700rpmぐらいです。

感覚的な表現になりますが、スロットルボディ清掃による改善度合いの2倍以上はプラグ交換で改善した印象を受けました。

スロットルボディのカーボン堆積の数値が許容基準値を超えていたのは確かなので、その清掃をしてもらったのは適切な処置のうちの一つだったのは間違いないと思いますが、プラグの寿命が近づいていたのは間違いないと思われます。

前回、ディーラーで「プラグも寿命だと思うので…」 と伝えはしたのですが、「プラグは10万kmなので問題ありません」と一蹴でした。あの時点で9.6万kmでしたし、現にプラグ交換で大幅に改善したので、今思えば不満です。
交換推奨走行距離未満のパーツは疑わず、マツダ製のコンピューター診断で異常値の出たスロットルだけに対応したというのは、販社のエンジニアの責任の下では判断を行わず、あくまでマツダの責任の下でしか判断を行わないという姿勢に見えます。過剰な整備の提案をしたというような批判を受けないための自衛的反応なのだろうと考えられますが、プラグの懸念はユーザー側から提案した話なので、その可能性も検討してもらえなかったのはちょっと考えものです。