2013-12-22

オイルフィラーキャップの交換

@ODO 66360km
交換前の劣化したキャップ
オイルフィラーキャップのガスケット(ゴムパッキン)が劣化してボロボロになってきていたので,新しいキャップに交換しました。
上の写真が交換前のもので,ゴム製のガスケットがひび割れてボロボロになっています。オイル交換時にウエスでぬぐったら少し崩れてしまいました。これ以上劣化が進むと,着脱時に崩れてオイルフィラーの穴に落ちてしまうおそれがあります。(オイルフィラーの行き先はそのままエンジンなので,最悪エンジンが死んでしまいます。)



新しいキャップ
下の写真が今回ディーラーで購入した新しいキャップです。966円でした。ガスケットの形状が少し変わったように見えます。もしかしたら,元々このぐらいの厚さあったのがつぶれていったのかも知れません。

本当はガスケットだけ交換すれば済むのですが,樹脂製のキャップもそれなりに傷んでいて,もし強く締めすぎて割れたりしたらそれこそエンジンが死んでしまいかねないのでキャップごと交換しておきました。


実は,オートエグゼから発売されているアルミ製のキャップ(約7000円)への交換も検討しました。これならキャップ本体は金属なので半永久的に安心して使えるのですが,交換用のガスケットがあるか問い合わせたところないということだったので,それなら純正の樹脂製キャップを5年ごとぐらいに買いつないでいくことにしました。

先日のサスペンションのダストブーツ破損といい,そろそろあちこちの樹脂パーツが寿命を迎えつつあるのかも知れません。少し気を遣って観察していこうと思います。

2013-11-30

フロントサスペンションのダストブーツ破損&交換

ダストブーツの破損箇所
タイヤをスタッドレスタイヤに交換するためにジャッキアップしたところ,フロントサスペンションのダストブーツが破損しているのを発見したので,マツダディーラーにて交換してもらいました。 @ODO 65232km

ダストブーツは,サスペンションの伸縮部に異物などが入らないように保護しているゴムのジャバラ状のパーツです。
サスペンションは内側のロッドが外側のロッドの中でスライドすることで伸縮しますが,その接触部(シール部)にダストが付着した状態で伸縮すると,シール部が傷んでサスペンションが損傷ないしその寿命が短くなるおそれがあります。

ジャッキアップしたところ
おそらく,経年劣化などで切れかけていたところに,ジャッキアップでサスペンションが伸びきったことでとどめとなって完全にちぎれたと考えられます。

ダストブーツについては,交換時にサスの脱着が必要で工賃がかかるため,「ちぎれたら放っておけばよい(直ちに壊れるわけではない)」,「そもそも不要(競技用などでは付いていない)」などの考え方もありますが,サスが損傷した場合10万円以上かかること,融雪剤の撒かれる道も頻繁に走るしそれなりに役に立っていると考えられることなどを考慮して,しっかり直してもらうことにしました。

確かに,部品代が左右で2000円弱,工賃が1万円以上というのは悩ましいところですが,それだけの作業をしっかりしていただくということなので,ここには不満は感じるまいということで。作業は2時間程度の見込みということでしたが,二人がかりで作業していただいたので1時間程度で完了していただけました。

2013-08-11

6ヶ月点検(54ヶ月目)

 @ODO 61,231 km

6ヶ月には一月ほど早いですが,パックdeメンテの6ヶ月点検(マツダセーフティチェック)を受けてきました。前回点検からの走行距離は約4000kmです。
今回も,オイルはMobil 1 5W-40 を4L缶で持ち込んで交換していただき,追加でオイルフィルターも交換してもらいました。

今回はバッテリーが弱まってきているので,今すぐの必要はないが交換の検討をということでした。レポートを見ると,付加電圧9.14V,回復電圧12.58V。次回は車検なので,そのときに交換を検討します。

2013-06-29

LLC(冷却水)が減ったので補充

ふとみたらLLC(冷却水)が減りすぎてしまっていました。写真はエンジン始動前のリザーバータンクの様子です。

LLCはエンジンとエンジンルーム内のラジエーターを往復しています。エンジンで熱を受け取り,ラジエーターで走行風で冷やされて,というのを繰り返します。
しかし,温度が変化するとLLCが膨張・収縮してしまうので,その影響で配管が破裂したりしないように,「あそび」としてリザーバータンクが付いています。
リザーバータンクにLLCが多すぎると,それ以上温度が上がって配管内のLLCがリザーバータンクに移ってきたときにあふれてしまうおそれがあります。逆に写真のようにLLCが少なすぎると,これ以上温度が下がってリザーバータンクのLLCが配管に移っていったときにリザーバータンクが空になり,配管が空気を吸い込んでしまうおそれがあります。(そうなると,LLCの循環が妨げられ最悪の場合にはオーバーヒートにつながります。)
特に今回は,「冷えているとき」とはいっても夏でエンジンルームは30℃ぐらいあります。 それでこの量だと,より温度の下がる旅先や秋以降には確実にホースの位置よりも液面が下がってしまうおそれがあります。

一般的には,LLCは2倍程度の濃度で売られていて,ユーザーが水で適宜薄めて使うことになっています。「適宜」というのは,LLCは濃いほど融点が下がるため,寒冷地では濃いめで使います。なので,元々水で薄めて使うものである上に濃度もさほど厳密に管理する必要もなく,若干の減少であれば水道水を追加してしまって良いことになっています。
しかし,最近の車では通常のLLC(長寿命冷却水)に対してスーパーLLC(超長寿命冷却水)が使われており,寿命が従来のLLCの数倍ある代わりに,その濃度などがより厳密に管理されています。

そこで,マツダディーラーに水を追加してしまって良いか聞いたところ,やはりスーパーLLC(商品名としては「マツダ純正LLC(ゴールデン)」)なのでとりあえず状態を見せに来てくださいとのことで,見ていただきに行ってきました。

念のため,リザーバータンクからの蒸発以外の配管からの漏れなどがないかどうかを一通り確認してもらい,異常はなしということで超長寿命LLCを補充してもらいました。今回は費用はサービスしていただきました。

なお,このスーパーLLCですが,6~10年ぐらい交換不要と謳われてるものが多いようです。(普通のLLCは2-3年など。)マツダは新車時は9年間交換不要と謳っています。しかし,冷却水の劣化で最も心配される防錆性能は長く維持されるものの,やはり汚れが溜まったりという問題は依然あるので,「メーカーの希望通り9年間で車を買い換える覚悟でなければ,それなりのペースで交換するべきである」という意見もまた一般的なようです。

2013-06-16

リトラクタブルキーの電池交換

 リトラクタブルキーのリモコンの電池が消耗してきて,反応が悪くなってきたので電池を交換しました。他のブログ等の情報によると,マツダのディーラーにお願いすると500円ほどかかるようです。
 マツダのリトラクタブルキーはどれも外観が同じようなのでおそらく同様の作業ができるはずですが,手順(4)の【注意】に書いたように,車種・年代などで若干違う可能性があるので,参考にされる方はご注意ください。
 なお,この記事はリトラクタブル形式でエンジンを起動するための鍵が飛び出てくるタイプのリモコンキーの話です。アドバンストキーレスエントリーのリモコンキーに関するものではありません。



  (1) リトラクタブルキーを起こします。キーが収納されていた部分の黄色い矢印の所に引っかかっているツメがあります。

(2) (1)のツメを細いドライバーなどで押しながら,黄色い矢印の方向にリトラクタブルキー本体を引っ張ります。

(3) このように分離されます。
この図で左側がリモコン部分,右側がキー部分になります。



(4) 分離した断面です。左側がリモコン部分です。
黄色い矢印の部分にマイナスドライバーを差し込んでこじることで,リモコン部分を開けることができます。
【注意】 他のブログで,アクセラのキーを青い矢印の部分をこじって開けたという情報がありましたが,私のキーは青い部分では開きませんでした。無理にこじってしまったため,周囲を痛めてしまいました。(穴の周りと,リモコン部分とキー部分を閉じるときにスライドのガイドとなる突起が壊れてしまいました。)そのブログではそのようにして開けておられるので,車種や時代によって違うものと思われます。参考に作業される際には,自分のリモコンをよく観察して自己責任でお願いします。

(5) ドライバーでこじって開けるというのはこんな感じです。





(6) リモコン部分を開けたところです。この写真で下側が基板,上側が電池収納部分になっていて,銀色のストラップ取り付け部分を挟み込むようになっています。










(7) 電池側の様子です。使われている電池はCR 1620のリチウム電池です。あまりよく使われるコイン(ボタン)電池ではないので,ダイソー等にはありませんでした。電気量販店には普通にあります。今回購入したパナソニックのものはヨドバシカメラで250円でした。
プラスチックのツメで固定されているので,細いドライバーなどでこじって取り外し,新しいものに交換します。
電池を交換したら,逆の手順をたどって組み立てます。

2013-04-27

シガーソケットからのスマホ充電ケーブル設置

スマートフォンを車内で充電できるようにケーブルを設置しました。

まずUSBの電源を確保するために,オウルテックのUSB出力付きのシガーソケット分配器OWM-17を導入しました。これは1つのシガーソケットを,3つのシガーソケット+USB5V電源に拡張することができます。USBの5V電源の多くは出力電流が最大500mAなのですが,これは900mAあり,急速充電できるのが決め手になりました。また,入力用のシガープラグと分配器本体が別々になっていて設置の自由度が高いのも長所です。DEデミオはサイドブレーキの横にシガーソケットがあるので,あまり大きな一体型の分配器を使ってしまうとブレーキ操作と干渉してしまう危険があります。

充電ケーブルは,Amazonで見つけたSony Ericssonのバルク品ですが,Xperiaに付属しているケーブルとはmicroUSBのL字型コネクタの向きが逆になっているのがポイントです。このおかげで,Xperiaに対して下向きにUSBケーブルを這わせることができます。
ケーブルはもちろん結束バンドとベースでコンソールに固定しています。(そうでないと,運転中ひらひらしてうるさいし危ない。)

これで,充電やGoogleナビの長時間使用はもちろん,Androidを使ったロガーアプリを充電を気にせず活用することができます。

2013-04-10

追突事故

図1 追突箇所(後方正面から)
2ヶ月ほど前に信号待ちで軽い追突事故に遭ってしまいました。 自車は停止していて,相手車もほぼ停止状態で軽くタッチした程度でこちらもすぐにブレーキをリリースしたため,わずかにナンバープレートが損傷(図1,2)しただけでした。

 外から見るとナンバープレートはリアバンパーに付いているように見えますが, それではバンパーごと交換できてしまい封印の意味がありません。封印とは,車両とリアナンバープレートを取り外せないように陸運局で設置されるキャップです。リアナンバープレートを外そうとすると封印を破壊しなければならず,封印の破壊されたナンバープレートは再度取り付けても無効と見なされます。
図2 追突箇所(横から)




 そこで,デミオのリアナンバープレートは,図3のような構造になっています。シャシーに直接溶接付けされたステーがあり,ナンバープレートはそのステーに付けることで「シャシー本体と不可分」な状態を実現しています。

 今回の事故では,相手のフロントナンバープレートがデミオのナンバープレートのど真ん中を軽く押すような形になったので,ナンバープレートがゆがむと同時に台形状のステーが若干たわんでショックを吸収し,すぐに元の形状に戻りました。なので,今回はゆがんだナンバープレートを陸運事務所で再発行し,新しいアタッチメントとともにステーに取り付け直すという工程になりました。

図3 リアナンバープレート周辺の構造
もしステーが変形してしまっていたら,バンパーを外して,シャシーとステーの溶接を外し,塗装を剥がし,新しいステーを溶接し,溶接部周辺を塗装し直し…となりかなりの修理になってしまっていたそうです。





図4 修理(ナンバー交換)後
些細な損傷で走行に影響はないし…とも思いましたが,今後同じような箇所に関する事故がないとも言い切れないので,(そのときにできた損傷か元からあった損傷か)はっきりさせるためにも修理しておくことにしました。
 マツダのディーラーさんに事前のナンバープレート申請手続きなどを含めてお願いしており,今日デミオを1日お預けして陸運事務所での封印も含めて作業していただき,無事修理が完了しました。

2013-03-30

タイヤ交換,空気入れ用コンプレッサー購入

@ ODO 57,388km

暖かくなったので,スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換しました。
スタッドレスタイヤ(Michelin X-ICE XI2)は4シーズン目を終了したので,ゴムの性能劣化を鑑みてこれにてお役ご免の予定です。
ノーマルタイヤ(新車装着の純正TOYO PROXES)はこれから5シーズン目です。だいぶ溝が無くなってきて,若干ウェットが心配ではありますが,そこは留意して使用することとして,もう1~2シーズン頑張ってもらいたいと思います。

今回から,電動コンプレッサーを導入しました。
タイヤ保管時は負担軽減のため15kgF/cm2ぐらいまで空気圧を下げているので,装着時にかなり空気を入れなければならず,今までは足踏みポンプで頑張っていたのですが,4本入れるのは結構疲れて,そこから交換作業でげんなりという感じでした。

ホームセンターで購入したBAL製の品番496です。購入価格はホーマックで1680円でした。電源は12Vのシガーソケットからとります。従って使用時にはエンジンをかけている必要があります。
小型のものなので20kgF/cm2を超えたあたりからは力を振り絞っている感がありちょっと頼りないですが,だいぶ楽になりました。

2013-03-17

法定12ヶ月点検(48ヶ月目)

@ODO 57129km
マツダにて,パックdeメンテの法定12ヶ月点検でした。

パックdeメンテに付属のオイル交換は,いつも通り持ち込みのMobil 1 5W-40を使ってもらいました。

今回は,パックdeメンテのお知らせハガキに「ATF交換工賃無料キャンペーン」の案内がありました。MTなので,トランスミッションオイルの交換工賃無料に置き換えてサービスしてもらえないかお願いしたところ,承諾していただきました。別途,交換用のトランスミッションオイル代3150円かかりました。

前回のタイヤ交換時に発生したドラムブレーキカバーのねじ脱落についても状態を確認していただきました。 ねじが新しくなっていました。締めたはずのねじがゆるむ原因として,ねじの錆も疑われると言うことなのだと思います。