2014-07-13

異音対策レポート1

 車の異音の原因探しはとても難解…ケースバイケースだし,音の反射などによって思わぬところが原因なことが多い,経験的につぶすしかない…ということで,経験した異音とその原因と対策を紹介します。

フロントウインドウとダッシュボードに挟まれたこのあたりから,車の震動に合わせてカタカタという異音がしました。
 最初は,ダッシュボード上に設置したレーダー探知機か,その電源ケーブルか,ダッシュボード自体の取り付け部分か,エアコン吹き出し口か…と疑っていましたが,どれも違いました。
原因は運転席のバイザー裏に設置していたETC車載器でした。
メーカーオプションでルーフ内装に埋め込んでいたものですが,どこかにガタ発生したようです。
 ガタガタいっている時も指で押し上げていれば音が止まるので,普段使わないバイザーとETC車載器の間にティッシュを折りたたんで挟むことで対策できました。
 頻繁にETC車載器にアクセスしたり,バイザーを使う場合には,ティッシュの代わりにのり付きでそれなりに厚みのあるインテリア用の隙間テープに変えれば落下しないようにすることができます。

 この件はウインドウとダッシュボードの間で音が反射することで明らかに前方から異音が聞こえていたので,原因の特定が難しかったです。

2014-04-12

タイヤ交換(DZ102)

装着後のDIREZZA DZ102
ODO 68856km
夏用タイヤを換えました。純正のトーヨー PROXES R31は納車以来5シーズンを終え,減りやひび割れが目立っていました。新しいタイヤは2014年2月に発売されたばかりのダンロップ DIREZZA DZ102です。




交換直前のPROXES R31



DIREZZA DZ102のトレッド面

タイヤ選択にあたっては,純正と同じ195/45R16のサイズでストリートスポーツグレードの中で探していました。これまで目を付けていた ヨコハマ S.driveでこのサイズが廃止になってしまってどうしようか考えていたところ,ちょうど同等のグレードに位置づけられているDZ101がモデルチェンジしてDZ102が出るというニュースに触れたのでこれに決めました。
購入したのは2013年50週製造のタイ製でした。

空気圧はStandard Load規格の純正ではフロント22.0 kgf/cm2,リア20.0 kgf/cm2ですが,DZ102の195/45R16サイズはExtra Load規格なので,純正タイヤで担保されていたのと同じ負荷能力を実現するには,これよりも高い空気圧に設定する必要があります。
純正タイヤの規格と空気圧から,新しいExtra Load規格タイヤの空気圧を導くにはメーカーが公表している換算表を使います。
換算表から導出したDZ102の指定空気圧はフロント23.5kgf/cm2,リア22.0kgf.cm2でしたが,思うところあって実際にはフロント23.0kgf/cm2,リア21.0kgf/cm2にしました。結果的には純正よりそれぞれ1kgf/cm2増しで,だいたい純正の指定空気圧とExtra Load規格用に導出した空気圧の間ぐらいになりました。

DZ102でしばらく走りましたが,特に問題はなさそうで快適に使えています。純正タイヤは摩耗だけでなくゴムがガチガチに硬化するまで使ってしまったので,銘柄間の違いと言うよりも新品タイヤの柔らかさを実感しています。

2014-03-16

ルーフ傷の修復

傷の写真。
 洗車をしていたら,ルーフに錆が生じているのに気がつきました。よく見ると,飛び石か何かで塗装がはげて,そこから錆が生じていました。
大きさは2mm角ぐらいで,よく見るとルーフの前の方に2カ所ありました。

 飛び石傷は基本的に気にしていないのですが,錆となると進行して穴が開いては困るので,以前ドアエッジの修復のために購入したタッチアップペイントで修復しました。


傷の拡大図。大きさは2mmぐらい。 
修復は,周辺をワックスを含めてきれいにして,錆を紙ヤスリで少し落とします。錆を完全に落とそうと思うと大変ですし,素人では削り進んでいるうちに薄いルーフ材を貫通してしまっては悲惨なので,とりあえず浮き出ていて爪でひっかけば粉になるような分はしっかり落として,凹凸がないようになるまでにとどめました。

再度やすりかすを掃除して,タッチアップペイントを塗って数時間乾かし,ワックスがけをしました。
タッチアップペンは,塗り立てはぼてっとした感じになりますが,乾くとしっかりなじんで,よほど近くで見なければほとんど目立ちませんし,見た目より錆止めのための処置と思っているので,これでよしです。

タッチアップペンを塗った直後
少し離れれば違和感なし
乾いてなじんだ状態


2014-03-10

車検(5年目,2回目)

2回目の車検を北関東マツダにお願いしました。ここまでの走行距離は68456kmです。

今回はレギュラーの車検メニューに加えてはVベルトとバッテリーの交換がありました。

Vベルトは,1年ぐらい前からゴムが劣化してひび割れてきているのが気になっていたのでちょうど良かったです。

バッテリーは,2年ぐらい前の半年ごとの点検から「弱っているのですぐに交換の検討を」と「 問題なし」を繰り返していました。これはデミオは「充電制御」をしているからです。古い車は常にフル充電になるようになっていましたが,最近の車は常に充電をしていると燃費に影響があるらしく,一定のところまでバッテリーが放電してから充電をします。(パナソニックのwebで分かりやすく説明されています。)なので,どのタイミングでバッテリーを評価するかで評価が「弱っている」と「問題なし」との間で揺れるのです。今回は「問題なし」のタイミングだったのですが,5年目なので念のため交換してもらいました。
 しかし,現在はほとんどの車が充電制御になっていて,従来の基準ではバッテリーの健康状態を評価できないことが明らかであるにもかかわらず,従来の方法で意味のない診断を出していることははなはだ疑問で,改善を望みたいところです。他のメーカーのディラーなどではどのように運用されているかも興味深いです。

2014-01-19

スマートフォンホルダー

スマートフォンを買い換えたら今までのホルダーに入らなくなってしまったので,新しいホルダーを導入しました。


新しいホルダーはカーメイトのUP417です。
余計な可動部が無くて,走行中にブレたりズレたりの心配が少なそうなことや,ホールド部分が単純でかつホールド力が強いところが気に入りました。


新しいスマートフォンXperia Z1f (SO-02F)は両サイドのボタン・コネクタの配置が悪くてホールドできる部分が限られているのですが,その点がうまくマッチしているのも決め手になりました。

普段は車にセットすることはほとんどなく,未知の地域に行く時にナビで使うぐらいなので,価格も700円強と安くて良かったです。













それにしても,売られているホルダーの多くはダッシュボードにベースを貼り付けるタイプで,そこからアームを生やしてそのアームの可動点数の多さ・可動範囲の広さを売りにしています。しかし私の場合は写真のようにシフトの横に固定したいし,余計な可動部は極力避けて振動によるブレ等の心配を極力小さくしたいという考えです。こういう志向で作られたホルダーは少ないし,単純な作りであるが故に下位メーカーが作りがちで肝心のホールド力が弱かったりで,良いものを見つけるのに苦労しました。